FRCハイキン材                   Fiber Reinforced Concrete 新製品  

FRC Plug in(TM)

新登場!コンクリートを簡単に経済的に修復

エルファイバーテック社は差し込み式の繊維系配筋材 「FRCハイキン材」(TM) を開発しました。無筋コンクリートや鉄筋コンクリートに差し込むだけで鉄筋同等の耐力をビルなどのコンクリートに付与する鉄筋に替わる配筋材です。コンクリート”かぶり”に差し込むPlug in工法はコンクリート構造物、ほぼ全ての修復を可能としました。また、用途に応じ、高密度ポリエチレン繊維か炭素繊維を選択できますので制約のあるビルやトンネル、そして港湾河川等の施設まで自由にお使いいただけます。経済性でも「鉄筋補強コンクリート増し厚工」や「鋼鈑巻たて工」と同等の耐力となります。これは、「炭素繊維シート張り補強」以上の耐力なのに同等コストでありながら、ほぼノーメンテナンスを実現したコストパフォーマンスに優れた配筋材です。
特願 2022-132945, 特願2023-019328
2023年7月販売開始 メンテナンス・レジエレンスTOKYO2023 参考出品

特 徴

RC構造と同等強度を発揮する技術です。
無筋コンクリートに差し込むだけでRC同等強度に変える配筋材です。老朽化した鉄筋コンクリートの耐力不足も素早く修復する、乾式の配筋材です。これらは、大耐力なのに重量と容積が増えない世界初の技術です。これにより従来のコストは半減し、工期は1/3~1/10にまで短縮されます。


熟練工が不要で省人化ができます。
熟練なしに簡単に補修ができ、タイルや塗装も撤去せず、下地処理なしで施工できるので、省人化「需要にフレキシブルに対応」のニーズにマッチします。


躯体のヒビが見えて検査が容易になります。
補修後もコンクリート表面は露出するので、ヒビ割れ等の早期発見と補修が容易です。また、コンクリートを強固にするから、ヒビ割れと剥落事故を軽減します。

剥離も水ぶくれも無く、劣化要因もありません。
プラグイン構造はシート等の”剥離”も”水ぶくれ”「ポンディング」も紫外線劣化の心配もありません。

水廻りで使用可能です。
原糸は加水分解がなく、耐水性に優れます。また、漂流物の衝突に対し、損傷しない構造です。用水路、堤防、護岸等の使用にも十分に耐えます。


RC理論が適用できます。
従来のRC理論で設計することができます。FRCハイキン材の各、引張強度と引張弾性率、そして形状から断面二次モーメント、断面係数をプログラムに代入するだけで従来どおりの算定が可能です。  

メンテナンスフリーです。
錆など劣化要因のない繊維で構成され、過酷な塩害の使用にも十分に耐えます。また、検査員の人手不足を補い、維持管理費を削減します。

火に強い
プラグイン構造はコンクリート表面に露出しないから、火が直に当たりません。よって、有毒ガス等の発生が無く熱の影響も軽減されます。

外観も質量も変化しません
外観を維持しながらノンストレスで全体強度をアップする修復法はありません。FRCハイキン材はそれらをクリアにするので、多様な制約のある文化財等の修復にも最適です。

資 料


パンフレット FRCハイキン材


協会歩掛 「繊維強化コンクリートFRC配筋材」準備中


FRCハイキン材の強度試験動画